音は小型のテープレコーダーとか、後からでもよければ、PCにマイクをつないで録音するしかないのでしょうか。私は幸いにも右上の写真にあるような、小型のMP3レコーダーを持っていますので、撮影しながらでも、後からでも音を収録するのに苦労しません。
こんな環境で、少し長めの映像を音入りでつくろうとしたものですから結構苦労しました。あちこちの無料ソフトをダウンロードして、どうにか次のような手順で処理できました。ほかにももっと簡単な方法があるかもしれません。
@MOV ファイルから MPEG1 への変換は TMPGEnc にQTreader.vfp プラグインを組みこんで変換できました。詳細はここ。 (右写真)
A変換と同時に同じTMPGEnc で音のファイルを指定すれば、音付きの MPEG1 ファイルになります。TMPGEnc は DVD などに使うMPEG2 を処理するプロセスは30日間の試用期間があり有料ですが、MPEG1 など、ここで使う機能は無料です。
B組み込む音の処理ですが、MP3レコーダーの音でもテープレコーダーでも、音を処理するときは SoundEngine.exe が便利です。音の切り貼り、エフェクト、音量調整その他たいていのことはできそうです。右の絵のようなソフトですが、今回はエフェクト関係だけの機能をつかいました。
C映像の長さが15秒しかありませんから、音の長さも15秒にしました。これは Windows 付属の SoundRecorder で15秒にカットしました。
Dこうしてできた音入りのMPEG1映像ファイルがどれも15秒の長さでいくつかあります。それらをつなげてひとつのファイルにするのも TMPGenc を使いました。メイン画面から、「ファイル」をクリックすると、「MPEGツール」というのが選べます。これは右のようなソフトですが、MPEG1ファイルをカットしたりつなげたりするのが簡単です。「追加」で15秒のファイルを次から次へと登録して実行するだけ。
Eやっとできた長めのファイルは、このままだと容量が大きすぎて、ホームページに掲載してアクセスしてもらうには不便です。ストリーミング方式のファイルに変換してから掲載。RealPlayer の rm でもOKですが、ここではWindows Media Player の wmv に変換しました。 Microsoft のサイトから無料ダウンロードできます。右下のような画面構成ですが、使い方詳細はここに書かれています。
こうしてやっとできた動画は下の絵をクリックすると見ることができます。(ここをクリック)