第33回キングストン大会詳報
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▼33回を迎えたキングストン大会。一部常連バンドメンバーや家族の高齢化に伴い、参加できないグループが1,2。当初4曲演奏の予定だったが、急きょ5曲に増やしたバンドも。
▼外は例年になく厳しい寒さの冬が続く中、会場の中はつも通りの熱気が充満。3本マイクの効果もあってか、後ろの席にまで歌声が十分届くのがうれしい。
▼キングストン大好きメンバーがバンドを越えて集うWFC(World Folksong Classic)の活動のなかから、新生バンドも誕生。今回初ステージを迎えたのも何か新鮮味があった。
▼今回は曲のダブリもいくつかあったが、Dave版と John版、アレンジの違いなどがあって、それなりの味。
▼別のライブでは、酒の飲みすぎか、演奏に興奮したのか高齢の方が倒れて、救急車も出動とか。キングストン大会でもそろそろアブナイ、アブナイ。
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-The Reveries-
Chilly Winds
500 Miles
River Run Down
When My Love Was Here
Last Night I Had The Strangest Dream
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-Golden Birds-
Farewell Adelita
Ballad Of The Threasher
Razors In The Air
Three Jolly Coachman
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▼くじ引きで一番手を引いた レバリーズ。急きょ1曲増やして5曲演奏。▼ガットギターをアンプにつないで、ナイロン弦を響かせて2曲演奏はいかがでしたでしょうか▼あまりライブで歌われないキングストンのヒット曲「平和の誓い」もそれなりの出来栄えか。
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▼3
つのバンドから一人づつ参加した新生バンド、「Golden
Birds」 邦訳すれば「金の鳥」すなわち「キントリ」とか。決して「キンチョウ」とは読まない。▼オリジナルバンドは、転勤などで活動もままならず。
▼ John Stewart と間違う低音、Bob Shane の Whisky Voice
を彷彿、ニックのあの高音が聞こえてきそうな、ごきげんなバンドができました。
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-Close Up-
Tijuana Jail
Dancing Distance
Tomorrow Is A Long Time
Salty Dog
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-ひょっこりーず-
Don't You Weep Mary
Farewell Adelita
Lei Pakalana
Rocky
人間ドック
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▼ John Stewart 後期のアルバム収録の Dancing
Distance を演奏するバンドはほとんどいないが、アコースティックの響きが心地良い。▼ Tomorrow Is A Long Time
のギターの音も、今回は特に響いていたとは会場の声。
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▼大手術から生還のメンバーも声が前に出て、よかったよかったと感激の拍手。▼ドイツ語曲を含む多彩な選曲もみどころ聴きどころ。▼最後のアンコールに応えて、あの名曲「人間ドック」を大合唱で大拍手。
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-Ramblers-
Long Time Blues
Come On Betty Home
This Little Light
Sing Out
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-Princeton Party-
Hard Traveling
Remember The Alamo
River Rund Down Stay A While |
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いつもテーマを立てて選曲するが、今回はテーマがありそうでなさそうな曲ばかり。▼Come On Betty Home
はたぶん本邦初演ではないでしょうか。キングストン大好き人でもひょっとして聞いたことない曲かも。▼This Little と Sing Out
を2曲連続演奏するとは、まだまだ若い。
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▼Dave版にこだわる Hard Travelling。ベースのスターターも軽快に演奏。▼River Run Down では8弦テナーも響かせて、ニックを超える名調子。▼何回聞いても盛り上がる Stay A While の演奏には大きな拍手。
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-Kingston Mark II-
Hard Travelling
Colorado Trail
Scotch and Soda
Going Away For To Leave You |
-Ending-
I'm Going Home
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こちらは John版にこだわる Hard Travelling。ノリの演奏でトリの風格。▼久しぶりの Scotch and Soda
はマイクの響きも効果的で、やっぱりすごいうまい、と絶賛。▼バンジョーの出だしで苦労する Going Away も無事切り抜けて拍手喝采。
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▼全員で合唱の I'm Going Home も久しぶりに本気で演奏、大合唱となった模様。
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